「インターステラー」観てきました。

Nakajima

2014年12月11日 22:27



最近少なくなって来た(年に1本あるかないか)本格的SF映画「インターステラー」を観てきました。
ミハマ7プレックスで平日のレイトショー。観客は5人ほどでした。
なんか最近は映画館行く度に観客が少なくなっている気がします。特に洋画は。

宣伝では「家族愛」「号泣」を前面に押し出しているので「アルマゲドン」みたいな映画かなと思いましたが、「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督の作品です。一筋縄ではいかない最新SF映画でした。
3時間の映画ですが、一気に引き込まれてあっという間に終わりました。

人類滅亡の危機がテーマで、「こりゃもうダメだな」という絶体絶命のトコロまで行きますが、人類はそう簡単には滅亡しません。
神や宇宙人が救世主となる訳でなく、人間そのものの力で生き延びるのです。
この辺の描き方が凡百のSF「もどき」映画とは異なり、前向きなメッセージとともに観る者に訴えてきます。「ゼログラビティ」に通じるものがありますね。
家族愛や号泣というのはあくまで映画を観やすくするためのスパイスです。

ポスターはシンプルですが、映画は深く重厚です。現代版「2001年宇宙の旅」と云われるのもわかります。

映画についての専門的な解説はこちらで。面白いです。

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