2013年04月22日
本日詐欺に遭いました No.1
布団の中で携帯電話の音がした。たぶんまだ午前中。眠りについてまだ2,3時間。
とりあえず番号を確認すると0120からの発信だったので、どうせ大した電話じゃないだろうと無視して布団へカムバック。
午後になってまた携帯の呼び出し音。ルームメイトの「電話なってるよ!」の声で渋々起きて確認すると同じ番号から。
とりあえず出てみると「楽天銀行ですがお客様のデビットカードの利用状況を確認させていただきます」とのこと。
「はぁ。」
「それではお名前をお願いします。」
「〇〇ですが…」
「次に生年月日をお願いします。」
「ちょ、ちょっと待ってください、突然なんですか?」
この辺でやっと目が覚めてきた。
「どちら様ですか?もう一度お願いします」。
「こちらは楽天銀行カスタマーセンターです。お客様のデビットカードの利用に関していくつかご確認をさせていただきたいのですが。」
デビットカードとは銀行の預金残高の範囲内で利用ができるクレジットカードのこと。厳密にはクレジットカードではないのだが、クレジットカードと同じように使うことができる便利なカード。
残高の範囲内でしか利用が出来ないので、過去にクレジットカードの暴走利用で痛い目にあったことのある私などには限度額を自分でコントロールできるのでありがたい。ネットショッピングなんかの少額利用に適した大変便利なカードだ。
とりあえず氏名、生年月日を伝えると、「4月22日に32,280円のご利用がありますがお間違いないでしょうか?」。
は?今日じゃん。さっき起きたばかりなのに。「いや、何も買い物してませんが。」
どうやらカードが不正利用されて、銀行の金が引き出されたようだ。
カスタマーセンターの人はハッキリと不正利用があったとは言わない。同じような不審なケースが複数あったんだろう。私もその中のひとりというわけだ。これこれのご利用がありましたがこれは身に覚えのないご利用ということですね?という感じでこちらに不正利用されたことを自覚させるような言い回しを使う。あくまで中立を保とうという態度。
しかし手慣れた感じで今後の確認と対応について説明をする。
「まずは楽天銀行のサイトにログインしてデビッドカードの利用明細を確認して下さい。そしてそこに本日分のご利用の明細が記載されているようでしたら、改めてこちらにご連絡下さい。」
電話を切ってPCで楽天銀行のサイトへログイン。ん〜。トップページにある残高がかなり減っている気がする。
「visaデビット利用明細」をクリックして最近の取引明細を確認。最終取引は4月12日、2,600円の引き落とし。10日前にアップルでQuick Time Proのアプリをダウンロードした時のものだ。次に右上のリンクから「入出金明細はこちら」をクリック。
あらら?こちらの最終取引日は4月22日、今日だ。Visaデビットで-32,280となっている。
取引明細はないけど引き落としがある。
すぐに楽天カスタマーセンターに電話。さっきのの担当者に代わってもらい、サイトの状況を説明。
「今後75日間、利用明細をチェックしていて下さい。そして同額の利用明細が登録された時点で再度お電話下さい。」
どうやら現時点ではまだ明細がないので、取引が完全には成立しているという状態ではないらしい。75日間経っても明細が登録されなければ取引そのものがないのに現金の引き出しがあった、ということで返金されるということなのか?
カスタマーセンターのオペレーターの方も慎重なんで「返金されます」とは言わない。あくまで手続き上の事に話をそらす。今後はどうなるかわからないという状態に保留する回答しかしない。まぁこれは責任の所在がはっきりしない状況では当然の対応だ。相手もうかつな事は言えない。
「もし利用明細が登録されたことが確認できましたら、今度は保険の手続きに入りますので改めて書類を郵送します。」
つまり取引明細が登録されれば、とりあえず記録上は取引があったということになり、対応が次のステージに移るということだ。たぶん。細かなこと、法律的なことはよくわからないが、事故と事件の違いのようなものがあるんだろう。
ユーザーの立場からすればどっちも同じで、システムの故障だろうが犯罪だろうがお金が戻ってくればいいのだが、企業はそうはいかないだろう。誰が最終的に責任を負うのかというところを徹底的に追求しないといけない。誰も責任は負いたくないのだから。
というわけでいったい今後どうなることやら。はたしてお金は戻って来るのか?
75日間、明細をチェックしながら事の成り行きを追い、順次報告いたします。
とりあえず番号を確認すると0120からの発信だったので、どうせ大した電話じゃないだろうと無視して布団へカムバック。
午後になってまた携帯の呼び出し音。ルームメイトの「電話なってるよ!」の声で渋々起きて確認すると同じ番号から。
とりあえず出てみると「楽天銀行ですがお客様のデビットカードの利用状況を確認させていただきます」とのこと。
「はぁ。」
「それではお名前をお願いします。」
「〇〇ですが…」
「次に生年月日をお願いします。」
「ちょ、ちょっと待ってください、突然なんですか?」
この辺でやっと目が覚めてきた。
「どちら様ですか?もう一度お願いします」。
「こちらは楽天銀行カスタマーセンターです。お客様のデビットカードの利用に関していくつかご確認をさせていただきたいのですが。」
デビットカードとは銀行の預金残高の範囲内で利用ができるクレジットカードのこと。厳密にはクレジットカードではないのだが、クレジットカードと同じように使うことができる便利なカード。
残高の範囲内でしか利用が出来ないので、過去にクレジットカードの暴走利用で痛い目にあったことのある私などには限度額を自分でコントロールできるのでありがたい。ネットショッピングなんかの少額利用に適した大変便利なカードだ。
とりあえず氏名、生年月日を伝えると、「4月22日に32,280円のご利用がありますがお間違いないでしょうか?」。
は?今日じゃん。さっき起きたばかりなのに。「いや、何も買い物してませんが。」
どうやらカードが不正利用されて、銀行の金が引き出されたようだ。
カスタマーセンターの人はハッキリと不正利用があったとは言わない。同じような不審なケースが複数あったんだろう。私もその中のひとりというわけだ。これこれのご利用がありましたがこれは身に覚えのないご利用ということですね?という感じでこちらに不正利用されたことを自覚させるような言い回しを使う。あくまで中立を保とうという態度。
しかし手慣れた感じで今後の確認と対応について説明をする。
「まずは楽天銀行のサイトにログインしてデビッドカードの利用明細を確認して下さい。そしてそこに本日分のご利用の明細が記載されているようでしたら、改めてこちらにご連絡下さい。」
電話を切ってPCで楽天銀行のサイトへログイン。ん〜。トップページにある残高がかなり減っている気がする。
「visaデビット利用明細」をクリックして最近の取引明細を確認。最終取引は4月12日、2,600円の引き落とし。10日前にアップルでQuick Time Proのアプリをダウンロードした時のものだ。次に右上のリンクから「入出金明細はこちら」をクリック。
あらら?こちらの最終取引日は4月22日、今日だ。Visaデビットで-32,280となっている。
取引明細はないけど引き落としがある。
すぐに楽天カスタマーセンターに電話。さっきのの担当者に代わってもらい、サイトの状況を説明。
「今後75日間、利用明細をチェックしていて下さい。そして同額の利用明細が登録された時点で再度お電話下さい。」
どうやら現時点ではまだ明細がないので、取引が完全には成立しているという状態ではないらしい。75日間経っても明細が登録されなければ取引そのものがないのに現金の引き出しがあった、ということで返金されるということなのか?
カスタマーセンターのオペレーターの方も慎重なんで「返金されます」とは言わない。あくまで手続き上の事に話をそらす。今後はどうなるかわからないという状態に保留する回答しかしない。まぁこれは責任の所在がはっきりしない状況では当然の対応だ。相手もうかつな事は言えない。
「もし利用明細が登録されたことが確認できましたら、今度は保険の手続きに入りますので改めて書類を郵送します。」
つまり取引明細が登録されれば、とりあえず記録上は取引があったということになり、対応が次のステージに移るということだ。たぶん。細かなこと、法律的なことはよくわからないが、事故と事件の違いのようなものがあるんだろう。
ユーザーの立場からすればどっちも同じで、システムの故障だろうが犯罪だろうがお金が戻ってくればいいのだが、企業はそうはいかないだろう。誰が最終的に責任を負うのかというところを徹底的に追求しないといけない。誰も責任は負いたくないのだから。
というわけでいったい今後どうなることやら。はたしてお金は戻って来るのか?
75日間、明細をチェックしながら事の成り行きを追い、順次報告いたします。
Posted by Nakajima at 20:33│Comments(0)
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