2014年02月05日
ウルフ・オブ・ウォールストリート
先週末、封切り2日目に観てきました。
最近の洋画は封切り日でも客入りはガラガラということも多いのですが、この映画はそこそこ客が入っていました。さすがディカプリオ王子です、
破天荒な金融マンのドタバタ自伝的映画といった感じで宣伝されている映画ですが、要所要所にマーケティングやセールスの本質を問うようなシーンがあってハッとさせられます。そういう見方をしても楽しめる映画でした。
金融ドラマと言えば最近では「半沢直樹」が流行りましたが、あちらは勧善懲悪。こちらは勧悪懲善、とまでは言いませんがほぼ真逆な設定の映画です。
しかしそんな「半沢直樹」好きでも楽しめてしまうのがハリウッド一流映画の強みです。誰が観ても心を捉えられるような映画にするための、ドラマへの厚みの持たせ方が非常に巧みです。
内容的にはかなり過激なのでファミリー向けと言えませんが、一人でも、カップルでも、グループで観ても楽しめるように作られています。
170分超えと、かなりの長尺映画ですが途中寝てしまうこともなく(最近は寝てしまう映画も多い!)、時間を忘れて楽しめました。オススメです。